ラジオコントロール



この部分は、送/受信機をコントロールするための重要な制御機能を持っています。これらの要素と機能は、ユーザーの皆さんに知って欲しいものです。

中央部に音声信号を表示できるスペクトラムアナライザーがあります。
スペクトラムアナライザーの画面上で右クリックすると表示のON/OFFができます。

周波数デイスプレイのナンバーフィールドをマウスでクリックしますと、周波数を直接打ち込むことができるウインドウが表示されます。
周波数は三角形ボタンの一つをクリックして、それぞれの方向に周波数を可変できます。

その下にシグナルメーター(信号強度)があります。

信号強度は,「AT」(アッテネータ)ボタンで減衰できます。信号があまりにも強くて、もし受信機が過変調状態を示しているときに、受信利得を減少させます。

「AGC」ボタンは、送信局の電波がふらついているときに利得の時定数を切替えます。

「NB」ボタンは、パルス性ノイズを減少させたい為のものです。

「USB」・「LSB」・「CW」・「AM」・「FM」・「WFM」枠は、モードです。
通常受信での「USB」のバンド幅は「3KHz IF」です。
「AM」では短波帯のラジオ放送局を選びます。ここでは「6KHz IF」を設定します。
航空機対応ステーションは、「AM」モードで「15KHz IF」を使います。
「WFM」は周波数87−106MHzでUKW-radioと同じく「50KHz IF」が使われます。

「SQL」はスケルチです。送信局の信号がないときに聞こえるノイズを止めます。

「VOL」は、送/受信機のスピーカーボリュームで、コンピューターに入るどんな信号もここで決まりますので、最適な位置に固定します。
通常はサウンドシステムのボリュームコントロールで調整するのが自然です。

このラジオコントロールの各ボタンやSメータ等は送/受信機に依存しますのですべてがコントロールできるとは限りません。